企業の保健室・健康管理室で働くには?

企業の保健室・健康管理室で働くには?

Q. 企業の保健室・健康管理室で働くには?
A. 情報収集力が鍵

企業の保健室や健康管理室で働く保健師を、産業保健師と呼びます。行政保健師は都道府県、市区町村の公務員になって、地域のために働きます。その一方で産業保健師は、企業の会社員として入社し、安全で健康的な職場作りに貢献します。
ところで、この企業の保健室、健康管理室で働く保健師、どうやってなれば良いのでしょうか?

産業保健師の就職ルートは、普通の就職試験と一緒

保健師に限らず、一般的な会社員はどうやって仕事に就きますか? 希望する会社の実施する就職試験に合格して就職します。保健師も一緒です。募集が掛かったら応募し、筆記試験や面談などを通じて実力をアピールします。その点は全く一緒なのですが、産業保健師の場合は問題もあります。募集そのものが、少ないの出ないのです。なぜかと言えば、保健室、健康管理室を用意している企業が少ないからです。当然、保健師のあなたを雇うためには人件費が掛かります。月給で30万円ほど、ボーナスも4ヶ月分ほどを約束したとします。そうすれば、あなた1人を雇うだけで、360万円+120万円で年間480万円の人件費が掛かります。また、あなたを社員として雇用すると、社会保険費、福利厚生も必要になってきます。年間の経費は軽く500万円を突破します。

産業保健師は(気を悪くしないで下さい)経営用語で言うと、コストセンターになります。保健師が会社に直接的な利益を持って来るわけでなく、仕事を受注してくるわけでもありません。営業チームや製造スタッフなど、会社の利益を生む人(プロフィットセンター)をサポートする役目に過ぎません。もちろん、ものすごく大切な役割ですが、社員の健康管理のために年間で500万円以上の経費を掛けられる企業は一握りです。

産業保健師になりたいなら、とにかく情報収集に努める

とにかく産業保健師になりたいなら、熱心な情報収集が条件になります。看護師のように年中、全国で求人が出ているわけではありません。大きな企業から不定期で出る程度です。全国の募集情報を正確に把握し、とにかく受かるまで積極的に応募し続けるくらいの気持ちが必要になって来ます。「自分では把握できないよ」というなら、ハローワークや日本看護協会がやっているナースステーション、民間企業が運営する転職支援サイトなどに登録して、スタッフに求人探しを手伝ってもらいましょう。自分の代わりにスタッフがチェックを入れてくれるので、応募もれも防げて安心です。

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